今iPhoneを使うメリットは?最新Androidとの性能や違いを考察

現在市場に出ているスマートフォンは、大きく分けて「iPhone」と「Androidスマートフォン」に分けられます。
僕の個人的な考察ではiPhoneの人気は、国内では特に10~30代の若者を中心に高いけれど、世界的に見るとAndroidスマホの利用者も非常に多い、という感じがします。
自分の場合、今まではどうしても総合的な性能や、使い勝手の良さからiPhoneの方に利用価値を求めてしまう傾向がありました。
何というか、やっぱりなんだかんだ、直感的に使いやすいんですよね、iPhoneは。ブラウザ設定やアイコンの操作性、デザインバランスなどもさすがAppleだなーという感じ。(長年iPhone使ってきたので少し贔屓目かも)
まあ2018年現在でも、国内スマホシェアはiPhoneの方が遥かに上回っているのが現状ですね。機能面でいえばAndroidの方が使える機能が多くて優秀なんですが。
私もMacbook ProとタブレットもiPad Pro、Apple Watch、iPodと、Apple製品が大好きで使用歴は7年ほど。色々と使い倒してきましたが、最近スマホだけXperia XZ3に乗り換えました。
楽天モバイルやmineoなど、格安スマホの勢いもかなり上がってきてますし、大手各キャリアも価格面やコスパなどの改善に必死です。
今回は実際に最新のXperia機種を使ってみて、iPhoneの性能や費用対効果などを比較してみたいと思います。
スマートフォンの選択にお悩みの方は参考にして頂ければ嬉しいです。
iPhoneとAndroidの選び方のポイント
- iPhoneとAndroidの機能や性能差
- iPhoneがスマホシェア率トップの理由は?
- 端末価格が高いiPhoneはコストに見合うものなのか
iPhoneとAndroidスマホの選び方
私もそうですが、ブランドやキャリアによほどこだわりがない限り、大体スマホを選ぶ時のポイントは共通して以下を総合的に考えて選ぶことが多いと思います。
選ぶポイント・チェック項目
- カメラや動画性能(画素数、画質)
- 画面サイズや重さ
- OSの処理能力
- スマホ本体の価格
- 総合的な使いやすさ
- セキュリティとサポート体制
先に結論づけてしまうかもしれませんが、iPhoneを長年使い続けてきて、今はAndroidを利用している私の選び方としては、上記項目の中で「最優先に考えるものを基準にする」ことと、「妥協するポイントを明確にする」ことだと思います。
搭載されている機能も性能も違えば、当然端末価格も高くなるわけで、特にiPhoneは最近更に小売価格が上がってますからね。
私の場合、どこを優先したかというと、端末価格(コストパフォーマンス)の安さと、カスタマイズ度が高いなどの利便性です。
カメラの画素数や動画機能は、やはりiPhoneがまだまだ上の感じがしますし、iPhoneはApple社独占による規格の統一性の高さから、古い機種の情報でも正確性が高い情報が得られたり、アップデートなども古い機種から最新機種まで結構幅広く対応していますので、サポートにも一貫性があって管理しやすいんですが、そういった部分を妥協しました。
画面のサイズは視認性だけでなく、見やすさや持ちやすさにも影響しますし、スマホで写真を撮る方はカメラの性能をチェックして、画素数の確認や、手ブレ補正などの便利機能の有無も確認しておく必要があります。インカメラ性能や、セルフィー撮りなどの機能もチェックしておくと良いですね。
自分は結構ゲームアプリやスマホで動画もよく見ますので、高性能なCPUやRAMを搭載したスマホ選びも考慮してますけど、ぶっちゃけ昔はiPhoneの方が処理速度は絶対に良かったと言えますけど、今はAndroidスマホも性能が格段に上がって、処理能力はさして変わらない気もします。
選び方のポイントとコツ【結論】
昔はブランド力や技術面の高さから、iPhoneの方が機能面でも性能面でも全体的に抜きん出ていましたが、今はiPhoneもAndroidも、機能面では大きくかけ離れた要素はなくなってきました。なので、自分がどんな特徴を重視したいのか、何の機能を必要とするのか、総合的に見て端末価格は見合ったものかをはっきりと自分の中で明確にして、区別して選びましょう。
コツは「あれこれ迷わないこと」と「妥協するところは妥協すること」です。あれもほしい、これもほしいは優柔不断で終わりますからね。
スペックやデザインの違いはもちろん、今はキャリアにも色々な選択肢があります。SIMフリーのスマホもリリースされているので、通信料を節約したい方はMVNO(格安スマホ)でも十分使えますよ。
iPhoneとAndroidの機能、性能差の比較
実際に現在のiPhoneとAndroid両者のメリット、デメリット、それぞれの特徴を簡潔に表にしてみました。
表が少し見にくくてすみませんが、大体それぞれの比較が簡略化して分かると思いますので参考にして頂けたらと思います。
iPhone | Android | |
---|---|---|
メリット | ①.OSのアップデートが新旧合わせて長く行われる | ①.カスタマイズ性が非常に高く、用途に合わせ自由に変更できる |
デメリット | ①.最新機種含め、機種端末が全体的に高価 | ①.端末機種が多すぎるためアプリによっては使えない機種もある |
特徴 | ①.iPhoneは比較的古い機種であってもOSのアップデートを積極的に行ってくれる。 | ①.マルチタスクやマルチウィンドウ(画面切替)によりアプリの同時使用や動画、SNS複数の作業が可能 |
こうして見ると、やはりサービス全体に統一性があって、セキュリティやサポート体制がしっかりしているのはiPhone。
対して、端末価格が安く、各種キャリアや幅広い機種から選ぶことができ、自由にできるカスタマイズ性や、対応店、使えるサービスも多い電子マネーやクレジットカード対応のおさいふケータイが利用できたりと、機能性が豊富で凡庸性とバランスが取れているのがAndroidという感じですね。
iPhoneの特徴
Apple IDで他のiOSデバイスやMacシリーズと連携でき、Apple製品との関連付けや各種サービスの紐付けが容易にできるのがiPhoneの大きな特徴です。
iCloudなどのクラウドストレージサービスや、App Storeを利用することができるようになり、iPadやMacシリーズなどのノートパソコンを持っている方なら、1つのIDをそれぞれのデバイスで共有することで、辞書やWi-Fiの共有、メモアプリなどといったサービス内容の共有が全て無料で使う事が可能になります。
iPhoneユーザーや、コアなファンが多い、Appleブランドたらしめている大きな特徴ですね。
iPhoneはシンプルで端末を直感的に操作できる
とにかくiPhoneのメリットは、マニュアルなどがなくても直感的に操作できる使いやすさです。
説明書なしで直感的に操作できるので、ガラケーからの乗り換えや、新規にスマホを使う方、シニア世代の方などにもiPhoneの操作性はおすすめできます。
iPhoneは周辺機器が充実していてアクセサリー類が豊富
iPhoneは10代~30代の方を中心に国内のユーザー数が非常に多いので、その分、ケースや防護カバーといったアクセサリー類、周辺機器も充実しています。
例えばセルフィー撮り(自撮り)でくっつけて固定して撮影できるケースは、ブレが全くないので重宝しますね。
Apple社統一管理による充実したサポート体制とセキュリティが魅力
Apple社が基準となるiPhoneの場合、基本的にアプリはAppleが用意したApp Storeからしかダウンロードすることができません。
ここはGoogle Play以外でもブログなどで手軽にダウンロードできるAndroidとは利便性としては物足りないかもしれませんね。
ただ、App Storeはアプリを一般公開する前に審査を行っているので、マルウェアやウィルスが外部から紛れ込む可能性は、かなり低く、非常に強固なセキュリティを構築しています。
またApple会員であれば、Apple社担当の専門的なサポートを受けられたり、iPhoneを効率的に使いこなせる講座なども受けることができるので充実したサポートを受けることが可能です。
Androidの特徴
iPhoneがApple社専門のサービスで、同社Macシリーズやサポート体制に強いのに対し、AndroidはGoogle社が開発しているので、Google社提供の各種サービスとは非常に相性が良いのが特徴です。
GmailやGoogle Drive、Googleフォトなど、Googleアカウントで利用できるサービスとの併用性が良いので、Googleサービスを日常的によく活用している方なら、Androidスマホとの相性も当然良いと言えますね。
Androidは豊富なカスタマイズ性とメーカー選択肢が広い
Androidは端末ウィジェットやアプリ配置も自由にできる他、ホーム画面なども自分の好きな写真を差し込んだり、スクリーンショットも簡単に撮れたりと自分好みに設定できる高いカスタマイズ性がとても魅力的です。
上記表でも記載しましたが、マルチウィンドウ、マルチタスク(複数のページを同時に操作できる)なので、動画を見ながらもう一方のページを開いてSNSでやり取りしたり、スケジュールを確認することなども容易にできます。
また、iPhoneがApple社のみの製品に対し、AndroidはSonyやSamsungなど、大手メーカーの製造機種が豊富にありますので、デザインや機能に迷うくらい機種の種類に恵まれています。
AndroidはiPhoneと比べてコストパフォーマンスが良い
多分選ぶ時はここが一番重要でしょう。
まあ・・・Apple社が販売権を独占しているのでこれは仕方がないことですね。←(悪口じゃないです)
iPhoneを長年使ってきた私からすれば、Appleのサポート体制やサービスの質の一貫性は価格に見合うものだと充分思いますから。
対して、Androidの方はSonyやSamsung、富士通など大手メーカーが常に市場争いをしているので、片方が安くすれば必然的にもう片方も安くせざるを得ない、市場競争の宿命なわけです。
iPhoneも直感的に操作できますが、シニア世代の方には低価格で画面が大きく、操作性の良いAndroidスマホが販売されています。
docomoのラクラクホンやauのBASIO、SoftBankのシンプルスマホ、Y!mobile(ワイモバイル)のDIGNOが有名ですね。
それぞれの機能を意識した内容のものによっては、Androidの方が使い勝手が良いわけです。
Androidはおさいふケータイやジェスチャーアプリにも対応
iPhoneにも「Apple Pay」という電子マネー支払い機能は付いていますが、幅広い店舗で利用できるかというとまだまだ定着していないのが現状です。
その点、Androidは加盟店以外でも幅広く使える楽天Edyを始めとした電子マネー、クレジットカード、ポイントカードなどが使用できるおさいふケータイ機能が付いています。私もかなり便利なので週に何回かは利用してます。
また、Androidは指が届かなくても簡単操作ができ、片手操作も手軽に行えるジェスチャーアプリに対応しています。
手に荷物を持っているときに片手で操作できるこの機能はとても便利ですね。
iPhoneが現在もスマホシェア率トップの理由
これはもうApple社製品のサービスの統一性、一貫性、この2つしかない気がします。
私もMac BookやiPad、iPodなど、スマホ以外は今も9割がた製品はApple製品なわけですが、とにかくApple IDで一元管理できる利便性は慣れるとほんとに効率的です。
その点、Androidは機種が多いし統一性も情報もバラバラで、サービスの管理体制も一貫性があるとは言えません。
iPhoneとAndroidの問題だけではなくて、メーカーや販売会社の統一性の問題のような感じです。
iPhoneとAndroidの製造による比較表
iPhoneとAndroidの製造による比較は以下のとおり。
内容 | Android | iPhone |
---|---|---|
OS | Android | iOS |
OS開発元 | Apple | |
端末 | Sony・Samsungなど | Apple |
CPU | クアルコムなど | Apple |
【まとめ】 iPhoneとAndroidスマホ選びは「直感性重視」か「利便性重視」
かなり長くなってしまいましたが、今回の記事は以上です。
見て下さりありがとうございました。
今は格安スマホ含めてほんとに機種がたくさんありすぎて機能や性能を調べるのも面倒になりますが、正直、端末自体の性能はよほど画質にこだわるとか、音質にこだわるとかがなければ、スマホ選びの結論は操作性「直感的にできるもの」を求めるか「利便性」を求めるか、あとは端末価格と月々の利用料金でしょう。
「何を基準に選ぶか」そして「どこを妥協するか」。それから、妥協したところはあまり引きずらず、総合的に判断して出した答えが一番だと思いましょう^^スマホ市場は常に進化していますので、目的意識を明確にもって選んだ選択が一番だと思います。
微力ながらご参考になったら嬉しいです。